本好き大学生のひとり言

本好きな大学生です!本で得た知識の中から、役立ちそうなものや興味深いものを紹介していきます!

しないことリスト/pha 読書メモ

・なぜしないといけないかが、自分でよくわからない事は、もうやめよう。周りに理解されなくても、自分で実感の持てることや、自分のしたいことだけをやっていこう
・モノというのは持っていると管理コストがかかるものだ。管理コストというのは、お金やメンテナンスの手間だけじゃなくて、「あれずっと使ってないけど捨てようかどうしようか」というふうになんとなく気になり続けると言う心理的なコストもある
・人間の注意資源は有限である。つまり、たくさんのものを持つほど、一つ一つの扱いがおろそかになってしまう
・自分の生活に必要十分なものが把握できるようになってくると、特に物欲がわかなくなってきて、ものをあんまり買わなくなる
・普段はあまりお金を使わず安いもので適当に暮らして、たまにちょっとだけ高いものを買う、というのが1番効率の良い暮らし方じゃないだろうか
・認知の歪み10パターン
①全か無かの考え
少し失敗しただけで「もう全部がだめになってしまった」と考えてしまう
②極度の一般化
一回良くないことがあっただけで「いつもこうだ」と考えてしまう
③心のフィルター
良い面も悪い面もあるはずなのに悪い面しか目に入らなくなってしまう
④マイナス思考
褒められても「まぐれだ」「誰もわかってない」と捉えてしまう
⑤論理の飛躍
他人の行動などを根拠なく何でも悪い方に関連づけて考えてしまう
⑥過大評価と過小評価
欠点や失敗を実際以上に大きく考え、良い点や成功を実際以上に小さく考えてしまう
⑦感情的な決めつけ
「不安に思うから失敗するに違いない」など感情ですべてを決めつけてしまう
⑧〜すべき思考
「〜すべきだ」と原理原則で考えて自分や他人にイライラしてしまう
⑨レッテル張り
「自分はダメ人間だ」「クズだ」などと決めつけてしまう
⑩誤った自己責任化
何かトラブルが起こったときに「自分が全部悪い」と考えてしまう
・「中学や高校で習う数学や古典何かの勉強なんて、社会に出てからは全く役に立たない」と言う人がたまにいるけれど、学校で勉強する意味の1つは、「自分で何かを調べて知識を得ることの練習」だ
・勉強のやり方さえ身に付けておけば、将来何かを覚える必要が出てきたときに困らない
・ググればすぐにわかるような、誰でも手に入れられる無色で中立な情報に意味は無い。情報を自分なりに咀嚼して、いかに自分なりの意味付けが乗ったアウトプットにできるかが大事なのだ
・間違った方向に進み続けるよりは、早めに方向転換をした方が傷は浅くて済む
・がんばることもいいけど、それよりも1番良いのは「がんばらないでなんとかする」ということだ
・怠け者ほどめんどくさがって効率の良い別のやり方を考えようとする
・ハンマーシュタイン 有能な怠け者は指揮官にせよ
・がんばるのが趣味な人は勝手にそれをやっていたらいい。努力をする事は別に偉くないし、無理に働き者になる必要は無い
・だるさを感じるときは、「体調が悪い」とか「精神状態が悪い」とか「今やっていることがあまり好きじゃない」とか、そうした漠然とした現状への違和感が体や気分のだるさとして現れているのだ
・ストレスに弱い人の方が状況のおかしさを1番早く察知できる(炭鉱のカナリア
・自慢をしない方が、人に反感や妬みを持たれないので得だ
・自分が好きなことをひたすら続けていれば、そのうちそれはどこかにつながってくるものだ
・興味のないことや嫌いなことを嫌々やる必要は無いので、できるだけ自分が面白いと感じられることだけをしよう。心が健康で余裕がある状態なら、自然といろんな新しいものに興味が湧いて、その時の自分に必要なものが面白く思えてくるはずだ。もし、この世にあるものが何一つ面白いと思えないときは、それは精神か肉体が疲れきっているということなので、少し休憩をしよう。
・人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ
・何か対立があったときは、「こちらの意見が絶対正しい」とか「あいつらは何もわかってない馬鹿だ」というふうに、考えの違う相手を全否定するのではなくて、どちらにもそれなりに言い分と事情があるということを想像しよう。そして、なんとかすり合わせができる部分を探っていこう
・社会で、「貧困や苦境から努力によって這い上がった話」が好まれるのはなぜだろうか。それは、ドラマチックで面白いというほかに、成功した人が、「自分の成功はたまたまじゃなく、自分が努力したからだ」「成功してない人は、努力が足りないだけなのだ」ということを信じたいためにそういう物語を好むからだ。つまり、「本当は、人生は運や環境によって決まっている部分も多い」と言うことを認めたくない、と言う後ろめたさがその裏にはある
・少数派の感覚を持つ人は、自分と話が合う人に出会うためには、いろんなツールを使わないと辿りつけないのだ
・働き方というのは大雑把に分けると2つある。1つは、「そんなに特別なことができるわけじゃないけれど、1つの場所に留まって周りとの協調性を大事にしてやっていく」という働き方で、多くの会社員や公務員等はこちらのほうだ。もう一つは、何らかの技術を身に付けて、それを頼りにいろいろなところを転々としながら生きるというフリーランス的な働き方だ
スマホを見ながら、興味のある話題の時だけ会話に入るとか、会話に飽きたらネットを見るとか、自由に会話から出たり入ったりしていいという方が気楽だ
・人が出たり入ったりする「流動性」を保つ、というのが風通しの良い健全なコミュニティを維持していくコツだ
・何かをするときは、「それが何の役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ
・基本はコンサマトリー的(自己充足的)に生きるのが幸せに生きるコツだ
コンサマトリー⇔インストゥルメンタル(道具的)
・「なんか微妙と思ったら」、早めに抜け出そう
・やたらと自分の意見を押し付けようとしてくる人は、単に議論と言うスポーツが好きな人か、もしくは実は自分の意見に自信がない人、それかストレスが溜まっている人だ
・「自分はいつ死ぬか分からない」ということを思うと、ちょっと身が引き締まって意識がクリアになる感じがする
・どうせゴミクズみたいな生なら、後悔しないように好きなことをやって生きよう
・どんなに素晴らしい思想でも、原理主義は行き詰まりやすい